暗号資産のグリッドトレードの始め方|取引環境と設定手順

以上で、手法の考え方と設計については理解できたと思います。ここまでたいへんお疲れ様でした。

最後は、この手法を実際にどう動かすかです。
この章では、実際の運用環境の選び方と、具体的な始め方について解説します。


この手法の実現方法

暗号資産のグリッド取引は、主に以下の方法で実現できます。

① 暗号資産取引所にあるグリッド取引用のシステムで、自動売買を繰り返す
② FX取引業者を利用し、EA(自動売買プログラム)で繰り返し売買をする
③ 暗号資産取引所あるいはFX取引で、手動で繰り返し売買を行う

推奨はもちろん①となります。
一度設定しておけば、取引所のシステムが安定的にグリッド取引を繰り返してくれるからです。
パソコンを常時立ち上げておく必要もありません。
適切な取引所を選定すれば、デメリットはほぼありません。

ちなみに②のFX取引業者を利用することでも実現は可能で、この場合は大きなレバレッジを利用したり、あるいはゴールド(XAU/USD)やS&P 500のような、暗号資産でないものでもグリッド取引ができます。

③の手動という選択肢は、お試しでやってみたいときのみに限られます。
常時監視していないと、相場が急騰や急落をしたときに注文を出し損ね、利益を取り逃す可能性があります。


まずは取引環境を用意する

この手法を実践するには、まずは暗号資産取引所あるいはFX取引業者のアカウントが必要になります。
なので、まずは口座開設を行いましょう。

口座開設に当たって、どこの取引所でもOKというわけではもちろんありません。
以下の要件を満たす取引所を選びましょう

  • グリッド取引のシステムがある取引所
  • 一定以上の大手(セキュリティが重要であるため、知名度のある大手の方が望ましい)
  • 手数料が安い(特に現物グリッド取引の手数料が安いこと)

上記の3要素は、当然ながら必須です。
ちなみに、私自身はBitgetを使用しています。

上記の3要素に加え、設定の操作もシンプルで分かりやすく、サポートとのやり取りも不足ありません。
まだアカウントを持っていない方には、オススメです。

→ Bitget 口座開設リンク
→ Bitget 口座開設の手順


暗号資産取引所でのグリッド取引の設定方法

現在、グリッド取引のシステムを実装している取引所は複数ありますが、ここでは私が使用しているBitgetの画面を例に解説します。
どの暗号資産取引所でも、設定方法はおおよそ同じです。

暗号資産取引所のアカウント開設が完了し、事前に取引に使用する資金を入金しておきます。ログイン後の画面にて、下記の手順で進めます。

① ログイン後の画面メニューのなかで、「Trade」を選択します。

② 次に「Bots」という項目を選択し、最後に「Grid Bots」を選択します。
※ レバレッジを掛ける場合には「Futures Bots」を選択しますが、私は推奨しません。

③ すると次のような画面になりますので、このあとの④~⑥に示す項目を順次入力します。

④ まず、取引したい銘柄を選択して表示させます。

⑤ 次に画面右の項目に「AI」と「Manual」という選択肢がありますので、「Manual」を選択します。(「AI」の取引にはパフォーマンスの良いものが表示されていますが、どのような仕組みの取引で、それが将来を約束するものなのかは全く保証されません。)

⑥ 以下の3項目を設定します。
 1. 「Price Range」 グリッド取引を実施する価格の範囲を設定します。
 ※ あくまで、ポジションを建てる範囲を設定します。レートがポジションの範囲外になった場合、売買自体は発生しませんがシステムは動作し続けます。そして、レートがPrice Rangeに戻ったら売買はそのまま継続します。

 2. 「Grids」 グリッドの本数を設定します。これは分割する数と捉えるとわかりやすいです。

 3. 「Investment」 そのグリッド取引に使用する資金量(総額)を決定します。
 ※ ちなみにポジション1つにつきいくらで購入するかは、「Investment」÷「Grids」で自動的に決定します。

⑦ 上記の3項目を入力したら、下にある「Create」ボタンを押します。

以上で設定完了です。
あとは、システムが自動で売買を行います。


その他の実現方法1:FX業者を使用する

まったく別の手段として、FX業者でEA(Expert Adviser)を使う方法もあります。
EAとは自動売買プログラムのことで、メタトレーダー4や5(MT4またはMT5)という取引プラットフォーム上で動作します。

これらの環境(MT4またはMT5)では自動売買が可能で、グリッド取引も実現できます。
ただし設定や運用の難易度がすこし上がるため、メタトレーダーに慣れていない人は、暗号資産取引所での運用を検討する方が良いでしょう。

※ FX業者を使用したグリッド取引の実現方法は、後日、別の記事で解説します。


その他の実現方法2:手動で始める

口座を用意したら、手動でグリッド取引をしてみるのも悪くはありません。
あらかじめ決めた価格レンジと間隔に従い、買いと売りを繰り返します。

まずは実践してみることで、「仕組みを理解すること」「体感すること」が大事になります。
約定通知はメールなどですぐ確認できるようにし、値動きが大きいときに取り逃さないようにしましょう。

暗号資産は普段は穏やかでも、突然急激に動くことがあります。
こうしたタイミングが収益機会になります。

仕組みが分かり、慣れてきたら自動化に移行しましょう。
圧倒的に時間効率が良いです。


まとめ

この手法は、取引口座さえあれば特別な環境がなくても実現できます。
ただ、最終的には自動売買にしてしまった方が時間もお金も自由になるのでオススメです。

まずは口座を用意し、小さく運用を始めてみてください。
従来の為替のグリッド取引とは、まったく感覚の違う収益性を見ることができるでしょう。
もちろん、しっかりとした銘柄選定が土台になることは言うまでもありません。

→ Bitget 口座開設リンク
→ Bitget 口座開設の手順

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